噴水やアート作品に囲まれて散策できる「モエレ沼公園」や、日本で唯一の夜景専用パーキングである「幌見峠展望駐車場」、湖畔沿いの運転も楽しい「支笏湖」など、ドライブで訪れるのにおすすめの札幌近郊の絶景スポットをご紹介します。

1. モエレ沼公園

photo by m i i s aさん

モエレ沼公園は、札幌市と江別市との境界付近に位置しており、札幌市街地からは車で30分ほどなのでドライブにもぴったり。189haという広大な敷地には、緑の中に噴水やアート作品が設置され、絶景スポットになっています。

公園の基本設計を手がけたのは、世界的に有名な彫刻家イサム・ノグチ氏。拠点施設である美しい「ガラスのピラミッド」をはじめ、ダイナミックな「海の噴水」、夏には水遊び場となる「モエレビーチ」、公園全体を見渡せるランドマーク「モエレ山」など、さまざまな風景の中で過ごすことができます。

photo by yuuuk さん

春〜秋にかけて、「海の噴水」で行われる水のショーも必見!15分・40分の2種類のショーがあり、開催時間が決まっているのであらかじめ確認の上でお出かけください。また冬には、モエレ山でソリ遊びや歩くスキーなどのアクティビティも楽しむことができますよ。

2. 真駒内滝野霊園

札幌市街地から約40分のドライブで到着できる、郊外にある霊園。霊園といっても、一般公開されているので誰でも入ることができ、札幌の新名所として話題となっています。特に2016年、安藤忠雄氏が設計した拝殿と頭大仏像が公開されたことにより、さらに人気が高まりました。

頭大仏像の拝殿は、ラベンダーの丘に囲まれているデザインとなっており、丘の上部から大仏の顔だけがのぞく設計となっています。ラベンダーが満開になると、見事な絶景が広がります。

ほかにもモアイにストーンヘンジ、人頭有翼の獅子像や鎮墓獣など、世界の有名な像などが配されていて、散策しながらさまざまな景色を楽しめますよ。

3. 幌見峠展望駐車場

4月〜11月までオープンしている、日本で唯一の夜景専用パーキング。なんと言っても車に乗ったまま夜景を楽しむことができるので、ドライブで訪れるのにもぴったりです。

夏場は知る人ぞ知るラベンダー園となっているので、7月中旬〜8月上旬は夜景とあわせて楽しむのがおすすめ。また空気が澄んで、夜景が最もきれいに輝く秋にも、寒さを気にせず夜景を鑑賞できますよ。