海苔専業メーカー「ニコニコのり」は、大阪芸術大学との包括連携協定における取り組み第8弾として、象印マホービンとコラボレーションし、5月25日(土)・26日(日)にグランフロント大阪うめきた広場メインスペースで開催される「大阪産(もん)マルシェ~Road to EXPO 2025~」にキッチンカーを出店する。

のりの新しい可能性を発信

「ニコニコのり」は、1921年以来、海苔専業メーカーとして、安心で高品質なのり製品と、食卓や家族の笑顔を彩る時代を先取した加工食品を提案・提供している。

2015年には業界初の「おにぎらず専用商品」を発売。おにぎらずブームのけん引役として海苔市場の活性化に貢献し、直営のおにぎらず専門店「笑屋(NICO-YA)」もオープンした。「笑屋」は、“海苔が美味しい海苔屋の中食のお店”をコンセプトに、海苔の専門家ならではの発想で、メニューに合うオリジナルの海苔を使用し、この海苔に合うお米と具材にこだわってメニューを開発している。

同社は、2022年秋に、のりの保湿成分を活用した化粧品ブランド「EMILUS」も設立。のりの新しい可能性を常に発信し続け、世界中に「笑顔の食卓文化」を届けることを目指している。

大阪芸術大学とコラボした『世界のおにぎり』

さらに、「ニコニコのり」は、2022年10月に大阪芸術大学と産学連携協定を締結。以来、『世界のおにぎり』プロジェクトに取り組んできた。世界各国の料理や食材の特徴を生かしたおにぎりを介して、世界各国の食文化に触れるきっかけをつくり、海外の人に向けて日本の特産物をメニューに冠することで、おにぎりを食す機会を創出し、多くの交流が生まれることを目指している。


『世界のおにぎり』は、2025年大阪・関西万博に向け、学生の創造力やアイデアと「ニコニコのり」の商品開発力を活かして開発。これまでに、メキシコ「ワカモレおにぎり」、中国「密汁叉焼おにぎり」、スペイン「アヒージョおにぎり」、エジプト「デュカおにぎり」のほか、ペルー、チェニジア、韓国、アルゼンチンなど15カ国23種を製品化している。

象印マホービンの炊飯ジャーを使用

今回、『世界のおにぎり』プロジェクトの一環で、2025年大阪・関西万博の大阪外食産業協会パビリオン内でおにぎり店を出店する象印マホービンを加えたコラボレーションとして、「大阪産(もん)マルシェ~Road to EXPO 2025~」にキッチンカーを出店する。

おにぎりには大阪産(もん)米を100%使用し、象印マホービン最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げる。『世界のおにぎり』5種と『日本のおにぎり』4種の全9種を販売する。価格は各350円(税込)。