180種の動物がいる「天王寺動物園」を楽しむ
てんしばの奥には、天王寺動物園があります。こちらは、1915年に開園した、非常に歴史のある動物園です。約11ヘクタールの敷地に、180種ほどの動物が飼育されており、遠足や子どもの遊び場、癒しのスポットとして親しまれています。入園料は大人500円、小中学生200円で、未就学児は無料です。
入ってすぐ右手には、「ふれんどしっぷガーデン」があります。令和4年にオープンした新しいエリアで、ヒツジやヤギなどがエサを食べる様子を間近で見ることができます。テンジクネズミなどの小動物も見られます。
鳥類も多数飼育されています。鮮やかな色の羽が特徴のフラミンゴは、訪れた人の注目を集めています。ツルは、オオヅル、タンチョウなど7種類が飼育されています。これだけ多くの種類のツルが見られるのは、国内の動物園では珍しいそうです。
アフリカサバンナゾーンでは、人気の高いキリンやシマウマといった動物が見られます。こちらは、サバンナの環境を再現した「生態的展示」を行っています。通路は岩山に囲まれており、樹木も多いので、サバンナの雰囲気を感じながら動物を観察できます。
アフリカサバンナゾーンの周辺では、オオカミやアライグマも見られます。アライグマが遊ぶ様子はとてもかわいいので、ぜひ見てみてください。
天王寺動物園を楽しむための所要時間は、好きな動物だけを見て回る場合で1時間程度、多くの動物をじっくりと見たいという方は、2時間から3時間程度となるでしょう。園内にはフードコートや軽食を販売するキッチンカー、売店もあるので、休憩をしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
大阪を一望する景色が爽快「あべのハルカス」
あべのハルカスは、大阪市阿倍野区にある複合商業ビルです。高さ300メートルの超高層ビルには、百貨店やホテル、美術館も入っており、毎日多くの人が訪れています。JR天王寺駅の南側すぐにあり、近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」に直結しています。
建物の58階から60階には、展望台「ハルカス300」があります。有料となりますが、大阪市内はもちろん、天候の条件が良ければ、お隣兵庫県の神戸市・六甲山系方面や、淡路島に架かる明石海峡大橋まで眺められる景色が素晴らしいです。
筆者も一度登ってみましたが、眼下の道路を走る車だけでなく、周囲のビルも小さく見えてしまうほどの高さに驚きました。展望台にはカフェや、オリジナルグッズを販売するショップもあります。イベントも開催されているので、一度訪れてみてください。
料金は、大人2,000円、中高生1,200円、小学生700円、4歳以上の幼児500円で、団体、障がい者の割引料金が別途設定されています。