ループ橋を走り抜ける爽快なドライブができる「雷電廿六木橋」や、富士山の眺めも楽しめる「狭山湖」、夜景も魅力の「美の山公園」など、ドライブで訪れるのにおすすめの埼玉の絶景スポットをご紹介します。
1. 雷電廿六木橋
秩父にあるループ橋で、345mの大滝大橋と270mの廿六木大橋をあわせて「雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)」と言います。山の上にある奥秩父もみじ湖と下流側の高低差およそ120mを、巨大なループを描いて登っていきます。ドライブで走り抜けるのは爽快ですよ!
橋の中腹には「廿六木望郷広場」という展望スペース、そして橋の上にも駐車スペースがあるので、ぜひ車から降りて、その世にも珍しいループ橋の様子を写真におさめたいですね。
2. 奥秩父もみじ湖
埼玉県最大のダムである「滝沢ダム」の建設によってできた湖で、一般公募により名前が決まりました。車でしか行けない場所にありますが、雄大な山々を見渡す景色が美しく、自然の中でのんびり過ごしたいときにはおすすめのドライブスポットです。
なお滝沢ダムは一般開放されており、自由に見学ができます。滝沢ダムの堰の上からは絶景が広がっており、上記で紹介した「雷電廿六木橋」の全景も眺めることができますよ。
3. 黒山三滝
新日本観光百選に選ばれた景勝地であり、埼玉県クールスポット100選にも選ばれた「黒山三滝」。越辺川(おっぺがわ)の支流、三滝川に流れ落ちる12mの男滝(おだき)と5mの女滝(めだき)、20mの天狗滝(てんぐたき)の、3つの滝からなる絶景が楽しめます。
無料の駐車場から滝までは15分ほど歩きますが、気持ち良い木漏れ日の中でちょっとしたハイキング気分が味わえます。お土産屋さんなどもあり観光地化されているものの、訪れる人は多くないため、ゆっくりと自然を満喫できますよ。
4. 羊山公園
羊山公園には、丘陵の斜面を利用して植えられた芝桜が咲く「芝桜の丘」があり、秩父のシンボルである武甲山を背景に美しい花畑を楽しむことができます。秩父市街地を一望できるスポットなので、芝桜の時期以外にもドライブで立ち寄るのにおすすめです。
芝桜は、約17,600㎡の面積に全9種類、約40万株が植栽されており、関東でも有数の規模。斜面のデザインはユネスコ無形文化遺産にも登録されている、秩父夜祭の山車に乗った囃子手の襦袢模様をイメージして植えられています。ピンク、紫、白と色とりどりの花で描いた模様は、感動の絶景!開花時期は例年4月中旬〜5月上旬ごろで、この期間には芝桜まつりも開催されています。