8. 首都圏外郭放水路
春日部市にある首都圏外郭放水路は、中川・綾瀬川の浸水被害を防ぐ目的で作られた地下トンネル形式の排水施設。低地のため慢性的な浸水地域であった埼玉県東部地域でしたが、この施設により台風などの浸水被害が減少しました。
そのような役割を担う一方で、重さ約500tの柱が立ち並ぶ調圧水槽などは「地下神殿」と称される巨大な空間となっており、その圧巻の光景が注目を集めています。
調圧水槽やポンプ室などは、4種類ある見学コースに事前に申し込むことで、一般の人でも見学が可能(施設稼働時はコースの一部が変更)。施設の役割を学びつつ、日本の土木技術のレベルの高さも実感できます。
車を使わないとアクセスしにくい場所に位置しているので、見学の予約を取りつつ、ドライブがてら訪れたいスポットです。
9. さきたま古墳公園(桜)
行田市にある県営公園で、「埼玉」という地名が生まれた場所でもあります。園内には日本で一番大きな円墳と言われる「丸墓山古墳」をはじめ、なんと9基の古墳が綺麗に保存されています。
桜の名所としても知られ園内には200本の桜が咲き誇りますが、なかでも丸墓山古墳の山頂に咲く桜は、まるで天空の桜。古墳の下から見上げると絵に描いたような美しい絶景を楽しむことができます。
10. 三十槌の氷柱
冬の奥秩父で見ることができる絶景「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」。山の岩肌からしみ出す湧き水が寒さによって凍り、たくさんのつららを作りだすもので、最も寒さの厳しい1月中旬から2月中旬に見頃を迎えます。
最も美しいつららが見られる時期には『大滝氷まつり』が開催され、期間中は夜間のライトアップも開催。奥秩父ならではの厳しい冬の環境がつくりだす自然美とライトアップされた幻想的な姿は、この時期にしか見れない貴重な景色です。夜のドライブデートにもおすすめですよ!
11. 美の山公園
秩父市と皆野町にまたがる、高581.5mの蓑山山頂に広がる公園。”日本の夜景百選”にも選ばれた夜景スポットであり、また条件がそろうと雲海も発生し、その光景は息をのむほどの絶景です。
春には桜やつつじが咲き誇り、初夏には4,500株ほどの色とりどりのアジサイが斜面一体を鮮やかに彩ります。タイミングが良ければ、美しい花と雲海のコラボが見られることも。昼夜、季節を問わず絶景に出会えるので、ドライブにもぴったりですよ。