『ミッシング』石原さとみへの評価は?

 一方、『ヒメアノ~ル』(16年)の監督・脚本などを務めた吉田恵輔氏によるオリジナル脚本の『ミッシング』は、娘の失踪で徐々に心を失くしていく母親・沙織里(石原)やその夫・豊(青木崇高)、彼女たちを取材する記者・砂田(中村倫也)らの姿を繊細に描いたヒューマンドラマ。

 ネット上には「いろいろ考えさせられる作品」「重たくてつらいストーリーだけどいい映画」という声や、「石原の迫真の演技に圧倒された」「石原さとみの女優としての印象が変わるくらいすごい」など、主演の石原を評価する書き込みも多い。

 ただ、上映館数は257スクリーンと中規模であってもプロモーションには力を入れていた印象のある作品だけに、7位発進は“いまひとつの出足”と言えそう。

 なお、前回まで9週連続でランキング入りしていた『変な家』(間宮祥太朗と佐藤二朗のダブル主演、3月15日公開)は今回トップ10圏外となった。