いくらかかる?再就職までに必要となる費用
離職後に転職活動を行う場合、就業中に雇用保険に加入していれば失業手当を受けることもできるでしょう。ただし自己都合で退職する場合は原則、給付制限(待機期間)があるため、基本的には収入がない状態での転職活動を想定したほうがよいでしょう。
ここからは、転職するときにどれくらいの費用がかかるか、主となる出費項目を挙げていきます。おおよその金額を知っておけば、事前にどれくらいの貯蓄が必要か、心がまえができるでしょう。
食費や生活費だけじゃない!社会保険や税金がかかる
まずは生活していくための費用として食費や生活費があります。一人暮らしであれば光熱費なども含まれるので、毎月いくらくらい使っているのか日ごろから把握しておくといいでしょう。
また、離職すると社会保険料や税金を自分で支払わなければなりません。たとえば国民健康保険や国民年金の保険料、住民税などです。
企業に勤める多くの人は、社会保険料や税金が天引きされている(自動で引かれている)ため、その支払いがあることをすっかり忘れてしまっている人もいるので注意しましょう。
家賃や駐車場代などの住居費
就業中は毎月の給料から、家賃や駐車場代などの大きな金額も問題なく支払えていたかもしれません。しかし離職すれば収入はなくなり、家賃や駐車場代は滞納すれば住み続けられなくなるので注意が必要です。
このように、食費、生活費、住居費、社会保険料・税金などのかかる費用を見積もって、半年程度の資金を確保しておくといいでしょう。
転職には時間もお金も必要!準備はしっかりと
スムーズに進む転職であれば心配ごとは少ないかもしれませんが、すべて予定通りに進むとは限らないことをしっかりと頭に入れておきましょう。万一、うまくいかなかった場合に備えておくことも大切です。転職には時間もお金も必要となるので、入念に計画を立てておきましょう。
転職を意識したら支出や貯蓄を見直し、計画的に
「就職してみたらブラック企業だった」「人間関係がうまくいかない」「もっとキャリアアップしたい」など、転職理由は人によってさまざまです。より良い人生を送るために転職を選ぶことは大事なことですが、転職には時間だけではなく、場合によっては大きなお金がかかることも知っておきましょう。
転職先がなかなか決まらないことも想定して蓄えておけば、離職時も困らず、焦って転職先を決めることも防げます。転職活動をする場合は、しっかりした計画と準備をして臨みましょう。
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