本当に怖い日本のホラー映画おすすめ25選
さっそく、日本のおすすめホラー映画を紹介します。こちらで紹介する25作品は数多くの日本のホラー作品の中から人気の作品を厳選しているため、本当に怖く満足度が高いでしょう。『リング』や『呪怨』などの有名作品から古い作品、最新の作品と幅広いホラー映画をお楽しみ下さい。
日本のホラー映画①呪怨
『呪怨』は2003年に公開された日本を代表するホラー映画です。大ヒットしたことで、この後に何シリーズもの呪怨作品が製作されており、こちらで紹介するのは『呪怨』の一番初めの作品となります。
映画をきっかけに人気キャラクターともなった「俊雄」や「伽耶子」、佐伯家の始まりが分かる作品でもあるので、まだ観たことのない方はぜひチェックしてみて下さい。
主要キャスト
仁科理佳:奥菜恵/徳永仁美:伊東美咲/遠山いづみ:上原美佐/徳永勝也:津田寛治/徳永和美:松田珠里/徳永雄治:田中要次/佐伯俊雄:松山タカシ/佐伯伽耶子:藤貴子
あらすじ&見どころ
主人公の仁科理佳は、介護施設でボランティアをしている大学生です。連絡が取れず無断欠勤が続くスタッフの代わりに、一人で徳永幸枝の訪問介護に行くことを頼まれた理佳は、徳永幸枝の自宅へ向かいました。
自宅へ着いてみると部屋の中はひどく荒らされており、不信感を抱いた理佳は徳永幸枝に話しかけます。しかし、徳永幸枝は介護職員の誰にも心を開か居ない老婆で、話しかけても無反応を貫き通し状態が把握できません。
すると、2階からガタガタと何か音が聞こえるため、理佳が2階の襖を開けると1匹の猫と顔の傷跡があり虐待の疑いがある少年が閉じ込められていたのでした。
『呪怨』は、観るお化け屋敷とも言われており、これまでのホラー映画とは比べもにならないくらい頻繁に伽耶子が登場します。
ところが、物語自体は時系列が複雑に入り組まれているため、頭で整理しないと話を理解できず考えているうちに、伽耶子が登場と一切油断ができないのです。一秒一秒に神経を研ぎ澄ませてホラー映画を観たい方はぜひ『呪怨』を観てみて下さい。
日本のホラー映画②リング
『リング』は、1988年に公開された中田秀夫監督が手掛けるホラーサスペンス作品です。鈴木光司の同名小説を元に映画化した作品で、原作のサスペンス要素も残しつつ、映画ではホラーに力を入れた演出が魅力となり、日本のみならず海外からも人気を集める作品になりました。
主要キャスト
浅川玲子:松嶋菜々子/高山竜司:真田広之/高野舞:中谷美紀/大石智子:竹内結子/大石良美:しみず霧子/山村貞子:伊野尾理枝/山村志津子:雅子/大高力也:浅川陽一
あらすじ&見どころ
女子高生の大石智子の家には友達の雅美が来ており、二人で楽し気な会話をしていました。智子は先日、大学生の男性と伊豆へ旅行へ行っており、その際に奇妙なビデオを観たと言うのです。
すると、突然電話が鳴り怯える二人でしたが、雅美が電話に出ると智子の母からでした。ホッとする二人は再びじゃれ合いますが、智子がテレビをつけると表情は一変。智子はそのまま命を落としてしまったのです。
場面は変わって、シングルマザーで記者でもある浅川玲子は姪である智子の葬式に息子と二人で参列していました。その葬式に参列していた智子の同級生から奇妙な噂が聞こえ、玲子は思わず女子高生に話しかけます。
実は智子と一緒に伊豆旅行へ行ったメンバーは全員その後死亡しており、全員がなどのビデオを観ていたと言うのです。奇妙に思った玲子はその謎のビデオについて調査を始めたのでした。
『リング』の見どころはやはり、代表的なドラム管テレビから貞子が出てくるシーンでしょう。作中はずっと不穏な空気が漂っており、映像も薄暗く視聴者側も自分自身の背後に何かいるような気がしてきます。
また、実際に呪いのビデオの映像が流れるため、観てはいけない映像を見る恐怖も加わり、後味の悪い余韻が残るでしょう。
日本のホラー映画③着信アリ
『着信アリ』は2004年に公開されたホラー作品です。バイオレンスの巨匠と呼ばれる三池崇史監督が手掛けている邦画で、呪い自体のホラー要素も満載ですが、登場人物の死に方も残酷なのでお子様には観せられないでしょう。より強い恐怖を味わいたい方にお勧めの作品です。
主要キャスト
中村由美:柴咲コウ/山下弘:堤真一/小西なつみ:吹石一恵/本宮:石橋蓮司/岡崎陽子:永田杏奈/河合ケンジ:井田篤/水沼マリエ:筒井真理子/藤枝一郎:松重豊/丘:岸谷五朗/水沼美々子:大島かれん/水沼菜々子:清水聖波
あらすじ&見どころ
主人公の由美は友人のなつみと合コンに来ており、楽しくお酒を飲んでいます。すると、喪服姿で陽子が現れ、葬式の帰りだったことを打ち明けました。
その葬式と言うのが陽子の後輩のもので、ダイビング中に亡くなった後輩は酷い形相で死んでいたそうです。最近、由美たちの周りでは不審全なしを遂げる人が続出しており、陽子は不気味がっています。
すると、陽子の携帯がいきなり普段の着信音とは違う着信音で鳴り出しました。電話はすぐにきれてしまいましたが、携帯を確認すると「着信アリ」と表示されており、自分自身から電話がかかって来ていたのです。
不気味に思っていると留守番サービスに切り替わり、誰かの悲鳴と陽子の声が録音されているのでした。『着信アリ』の恐怖はなんと言っても、あの不気味な着信音でしょう。耳に残る音と、逃げられない恐怖が襲い掛かる作品で、心臓に悪いシーンがたくさん登場します。
日本のホラー映画④こどもつかい
『こどもつかい』は2017年公開の子供の虐待をテーマにしたホラー作品です。ホラー映画には珍しく元ジャニーズの滝沢秀明さんやジャニーズの有岡大貴さんも出演しており、注目作品として話題になりました。
主要キャスト
こどもつかい:滝沢秀明/江崎駿也:有岡大貴/原田尚美:門脇麦/笠原蓮:中野遥斗/小松洋子:西田尚美/近藤創:尾上寛之/原田千賀:河井青葉/原田尚美(幼少期):根本真陽/ジェームズ・サザーランド
あらすじ&見どころ
新聞記者の江崎駿也は、最近見かけられる変死事件を追っています。一番最近では、子供が行方不明になり捜索をしていた母親が3日後に亡くなったと言う事件がありました。実はその母親は離婚でメンタルがおかしくなっており、子供に虐待をしていたのです。
一方、駿也の彼女である原田尚美は幼稚園で保育士をしています。幼稚園には虐待を疑える児童がおり、自身も虐待を受けていたことから、尚美は特別その気にかけてかけていました。家庭訪問をするものの母親には会えず悶々といていると、翌日児童の母親が変死してしまいます。
実はこの変死事件は子供に恨みを持たれた大人が死ぬと言う呪いにも似た内容だったのです。『こどもつかい』は『呪怨』でお馴染みの清水 崇監督が手掛けています。子供の虐待にスポットを置いた切ない物語にもなっているので、気になる方は観てみて下さい。
日本のホラー映画⑤来る
『来る』は2018年に公開された澤村伊智の小説『ぼぎわんが、来る』を映画化したホラー作品です。監督は『告白』や『渇き。』でお馴染みの中島哲也さんが務めています。
主要キャスト
野崎和浩:岡田准一/田原香奈:黒木華/比嘉真琴:小松菜奈/比嘉琴子:松たか子/田原秀樹:妻夫木聡/津田大吾:青木崇高/逢坂セツ子:柴田理恵/高梨重明:太賀/田原知紗:志田愛珠/香奈の母:蜷川みほ/店長:伊集院光/秀樹の母:石田えり
あらすじ&見どころ
田原秀樹は愛する娘と妻を大切にする一家の大黒柱です。秀樹には心配事があり、その原因は最近身の回りで多発している不気味な出来事でした。
悩んでいた秀樹は友人の津田大吾に相談し、オカルトライターの野崎和浩を紹介してもらいます。秀樹の悩みを聞いた和浩は、霊媒師・琴子妹である真琴を連れて調査を始めるのでした。
『来る』は日本ホラー大賞を受賞した『ぼぎわんが、来る』を元に製作されているため、怖さやストーリーも十分見ごたえがあります。
それに加えて岡田准一さんを始めとした日本を代表する豪華キャストが次から次へと登場することも見どころです。実力派俳優たちが全力で恐怖心を煽ってくるので、覚悟して観てみましょう。