ユニクロもGUも、日本を代表する企業であるファーストリテイリング社が展開するファストファッションブランドであることは、多くの方から知られています。そこで、2つのブランドは具体的にどのような部分が異なるのか、その違いを徹底解説していきます。両ブランドを上手に使い分けて、オシャレを楽しみましょう。
ユニクロやGUはどんなブランドなの?
ユニクロもGUも株式会社ファーストリテイリングが運営するアパレルブランドであり、日本のファストファッションを牽引する存在でもあります。では、この2つのブランドはそれぞれどういった経緯で誕生し、具体的にどのようなコンセプトで商品が提供されているのか、詳しく見ていきましょう。
ユニクロとは?
1984年に「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」という名前で第1号店をスタートさせたのが、ユニクロの始まりであり「ユニクロ」という名称は、この1号店の略称が元になっています。現在では、日本を代表するファストファッションブランドとして、世界中から認知されています。
ユニクロは、自社の製品を「ライフウェア」と呼び、世界中の誰もが着られるベーシックかつカジュアルで、品質や機能性が高く、価格も手頃なアイテムを提供しているのが特徴です。あくまでも「普段着」という位置づけが狙いであるため、派手すぎずシンプルなデザインが中心となります。
定番であるフリースやダウン、ヒートテック・エアリズムといった肌着類などは毎年販売されていますが、シーズン毎にアップデートさせ、着心地や質感はどんどん進化していきます。
GUとは?
2006年に、ファーストリテイリング社の主要ブランドであるユニクロのノウハウを活かしつつ、さらに低価格なカジュアルウェアを販売するブランドとして設立されたファストファッションブランドです。「ファッションを、もっと自由に。」というコンセプトを掲げ、ブランド名もこれに由来しています。
当初は「g.u.」という表記でしたが、2013年に現在の「GU」に変更しました。ラインナップの特徴としては、トレンドを一足先に取り入れた若者向きのアイテムが多く、リーズナブルな価格帯で商品を提供しています。
企画をする際は、販売価格を先に決めてから予算内で品質やデザインの調整をしていくため、できるだけ安くオシャレなアイテムを手に入れたいという方にとって、非常に嬉しいブランドだと言えます。