おすすめのイヤミス小説5選|男性作家

おすすめのイヤミス小説|男性作家①我孫子武丸「殺戮にいたる病」

おすすめのイヤミス小説男性作家1人目は、我孫子武丸になります。楽観的なコミカルな小説から読み応えあるが後味の悪いイヤミス小説迄、幅広く手掛けている人気の小説家の1人です。ゲームソフト「かまいたちの夜」のシナリオを書いた事でも有名な作家になります。

イヤミス作家・我孫子武丸の代表作が、「殺戮にいたる病」になります。永遠の愛を願いながら、猟奇的殺人を繰り返すサイコキラーな男の話になります。グロテスクな惨殺さと、身も凍るようなホラー感、サイコキラーの男の真相を知った後の後味の悪さに言葉に出来ません。

おすすめのイヤミス小説|男性作家②米澤穂信「インシテミル」

おすすめのイヤミス小説男性作家2人目は、米澤穂信になります。ミステリー小説から推理小説、学園小説等手広く書いている人気の小説家になります。代表作品には、「氷菓」、「満願」があります。ミステリーランキングでは常に常連になっている作家です。

イヤミス作家・米澤穂信のおすすめのイヤミス小説が、「インシテミル」です。7日間24時間監視され続ける殺人ゲームに参加した所から始まります。殺人をするもしないも金は手に入るが、多く貰うには殺人をしないといけない。そんな人の心情に問いかけ続ける嫌な気分になる内容です。2010年映画化された人気作品です。

おすすめのイヤミス小説|男性作家③佐野眞一「東電OL殺人事件」

おすすめのイヤミス小説男性作家3人目は、佐野眞一になります。小説家というよりも、ジャーナリスト、ルポライターになります。が、佐野眞一が書いた「東電OL殺人事件」はイヤミス要素が多く入っているとイヤミスファンに人気の高い小説になります。

佐野眞一の書いた「東電OL殺人事件」は、1997年の実際に起きた殺人事件をベースにしたノンフィクション小説になります。昼と夜と2つの顔を持つ女の心の闇や葛藤を描いた作品になっています。

おすすめのイヤミス小説|男性作家④西澤保彦「仔羊たちの聖夜」

おすすめのイヤミス小説男性作家4人目は、西澤保彦になります。推理小説やSF小説を多く手掛けており、ミステリーランキングに常連の人気作家になります。代表作は「七回死んだ男」になります。警部ものや探偵ものシリーズ作品が多く、イヤミスファンも多いです。

イヤミス作家・西澤保彦のおすすめのイヤミス小説が、「仔羊たちの聖夜」です。この作品は、タック&タカチシリーズの1作になります。同じビルで起きた不可解な転落死の真相を探っていく話になります。毒親や友人や仲間の裏切り等、心に訴えられる後味の悪さを感じてしまう内容に纏まっています。

おすすめのイヤミス小説|男性作家⑤誉田哲也「ケモノの城」

おすすめのイヤミス小説男性作家5人目は、誉田哲也になります。推理、青春、ホラー、伝奇と多ジャンルを扱っている人気の小説家になります。代表作は、姫川玲子シリーズではないでしょうか?ストロベリーナイトを始め、ドラマ化映画化された作品が数多くあります。

イヤミス作家・西澤保彦のおすすめのイヤミス小説が、「ケモノの城」です。正直読んだ後に恐怖と後味の悪さが尋常ではないと言われている有名なイヤミス小説です。ある街で起きた監禁事件を描いた内容は、実際に起きた北九州監禁殺人事件に似ていると言われています。読んでいるだけで鮮明に描写される表現力に圧倒です。

おすすめのイヤミス小説4選|女性作家

おすすめのイヤミス小説|女性作家①明野照葉「汝の名」

おすすめのイヤミス小説女性作家1人目は、明野照葉になります。推理小説、ホラー小説を書いている作家で、2000年に松本清張賞も受賞した実力ある女流作家の1人です。女性の心情を描く事に長けている小説家です。

イヤミス作家・明野照葉のおすすめのイヤミス小説が、「汝の名」です。周囲の憧れになっている姉と、その姉を崇拝し奴隷のように仕える妹を描いたサスペンスになります。安定していたはずの関係性が壊れ始めた時、それぞれの女の嫌な部分が書きだされ、後味の悪いイヤミス内容になっています。

おすすめのイヤミス小説|女性作家②桐野夏生「グロテスク」

おすすめのイヤミス小説女性作家2人目は、桐野 夏生になります。ロマンス小説から推理、ミステリー小説迄幅広いジャンルを手掛けている人気の小説家になります。沢山の受賞歴も多く、手がけた多くの小説がテレビドラマ化、映画化になっています。「OUT」以外にも映画化だと木村多江主演の「東京島」も作品の1つです。

イヤミス作家・明野照葉のおすすめのイヤミス小説が、「グロテスク」です。1997年に起きた東電OL殺人事件をモチーフにしたイヤミス小説になります。女子高を舞台に、人間の裏の顔や闇、悪を丁寧に描いた作品です。主人公の本音を包み隠さず出し切るこの表現力、読み応えはあるが後味の悪さが残る作品です。

おすすめのイヤミス小説|女性作家③深木章子「鬼畜の家」

おすすめのイヤミス小説女性作家3人目は、深木章子になります。小説を書きだす前は弁護士として活動されていた異色の小説家になります。2010年デビュー作「鬼畜の家」が新人賞を受賞し、選考委員を魘された小説家になります。

イヤミス作家・深木章子のおすすめのイヤミス小説は、もちろんデビュー作の「鬼畜の家」です。探偵が事件関係者にインタビューをしながら、事件の真相に迫る姿を描いた作品です。母親による衝撃的な殺人計画、欲望の為なら人を殺しても構わない、鬼畜の根源は母にあった!読み出したら止まらないイヤミス小説になります。

おすすめのイヤミス小説|女性作家④湊かなえ「少女」

おすすめのイヤミス小説女性作家4人目は、湊かなえになります。イヤミスというジャンルを世に広めたイヤミスの女王になります。代表作は、やはり「告白」になります。実は告白以外にも多くの作品がドラマ化、映画化されており、中でも「高校入試」は湊かなえ自身がオリジナルで書き下ろした脚本として話題になりました。

イヤミス女王・湊かなえのおすすめのイヤミス小説は、「贖罪」です。友達を殺された4人の子供たちは犯人の顔を思い出せず苦しみ、殺された子供の母親は子供たちを許せず罵倒し贖罪を言い渡す、嫌な気持ちになる作品です。2012年ドラマ化、その後ヴェネツィア国際映画祭で上映され、カンダや韓国等でも公開されました。

おすすめのイヤミス小説を読んでみよう!

おすすめしたイヤミス小説、読みたい小説はありましたか?じんわりと嫌な気分にさせてくれ、ミステリーで謎が解けているのに後味の悪い気分になるがイヤミスにハマってしまう人が続出しています。小説では中々入ってこない内容も、ドラマや映画等の映像になれば分かり易いと思います。良かったら見てみて下さい。

 

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