■いつになくコミカルな始まり
災害を描くドラマですから、当然、被害者や犠牲者と呼ばれる人物が登場することは避けられません。自然とドラマそのものの空気感も重苦しくなりがちなものですが、今回の『ブルーモーメント』はいつになくコミカルな雰囲気でスタートしました。
今回、SDMは子どもたちを集めて防災教室を開くことに。ハルカンも、テレビ用の顔で明るく楽しく防災について教えています。
SDMの地理解析担当を演じている岡部大はもちろんですが、こういう軽い雰囲気になったときの夏帆は強いですね。言ってることは別に面白くないのに「なんか面白い」芝居ができちゃう。仕事が途切れないのもよくわかる。
防災教室の場所は、千葉県内の某市。この場所に数日後に台風が迫っていて、SDMでハルカンの助手を務めている雲田彩(出口夏希)の地元でもあります。
雲田は3年前、この町でつむじ風に遭遇していました。目の前で突風を受けたクレーンが倒れ、雲田の姉(石井杏奈)を圧し潰しました。
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