主演が変わると難しい? 『GTO』や『ストロベリーナイト・サーガ』の例も

 なお、同ドラマは2014年4月期の第1シリーズが全話平均16.0%、15年7月期の第2シリーズは14.5%を記録。これに対し、今作の第3シリーズは6~7%台で推移しており、過去のシリーズの約半分の数字に留まっている。そのため、ネット上では「主演が変わると難しいのでは?」という意見も見られた。

 主演俳優が変更された連ドラといえば、鬼塚英吉役が反町隆史からEXILE・AKIRAに変更された『GTO』や、姫川玲子役が竹内結子さんから二階堂ふみに変更された『ストロベリーナイト・サーガ』(ともにフジテレビ系)が思いだされるが、どちらもキャスト変更後に視聴率が大幅ダウンしている。

「一方で、長渕剛主演『家族ゲーム』(TBS系)が1983~85年に放送された約30年後、嵐・櫻井翔主演の『家族ゲーム』(フジテレビ系)が放送されましたが、後者は全話平均13.0%と健闘。さすがに30年近く空いていれば、前の主人公のイメージはさほど気にならないのかもしれません」(同)

 今期ドラマの中では決して下位ではないものの、大ヒットシリーズの続編ゆえにどうしてもハードルが上がってしまう『花咲舞が黙ってない』。今後、展開が盛り上がりを見せそうだが、数字は果たして……。