『花咲舞が黙ってない』半沢直樹登場も視聴率は“微増”

 同ドラマは、日テレが新設した「土ドラ9(ナイン)」枠の第1弾。メガバンク「東京第一銀行」を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞(今田美桜)が、 支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を解決していく“痛快銀行エンターテインメント”だ。

 今シリーズから、主人公・花咲舞役が杏から今田美桜に切り替わった同作。4日に解禁された第5話の予告映像で、半沢直樹が登場することが告知され、ネット上で予想合戦が大盛り上がり。

 賀来賢人や片岡愛之助、山田孝之など数多くの名前が挙がっていたが、正解は劇団ひとりとだった。

「半沢役といえば、TBS系『日曜劇場』枠でシリーズ化された『半沢直樹』の主演俳優・堺雅人のイメージが定着しているだけに、『半沢を演じる勇気がある俳優は誰だ?』と注目されていました。誰が演じても否定的な声が飛び交うことは避けられない状況だけに、俳優ではなく人気芸人をキャスティングした点は『安全な橋を渡った』という印象も受けます」(テレビ誌記者)

 放送開始以来の注目度の高さであった第5話だが、平均世帯視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回の7.3%から0.3ポイントの微増で、急上昇には至らなかった。