ダイエット中はカロリーばかりに意識がいって、実際に口にしている食品のことを意外に気にしていなかったりしませんか? よく「白砂糖や白いパンはダイエット中はNG」などと聞きますが、実際どうしてNGなのか「よくわからない」という人は少なくないでしょう。そこで今回は、白砂糖、白いパンが【ダイエットにNG】とされる理由について紹介します。

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白砂糖

ダイエット中に甘いものを控えた方が良いというのはわかりますが、その甘いものがどんな種類の甘さでできているのかも重要なポイント。中でも注意したいのが「白砂糖」です。真っ白でサラサラとした「白砂糖」は精製された砂糖のことで、ミネラル等の栄養素が削がれてしまったもの。また、口にすると急激に血糖値を上昇させます

血糖値が急上昇すると、人間の脳は血糖値を下げるために大量のインスリンという物質を分泌するため、身体は脂肪をため込みやすい状態に。また、血糖値は急上昇すると急降下につながりやすく、そうなると食欲が増進して食べ過ぎてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

また、白砂糖には身体を冷やすというデメリットも。なので、料理などで砂糖を使いたい場合は甜菜糖、黒糖など自然に近い形のものを選ぶようにしましょう。

白いパン

小麦粉を使った「白いパン」もダイエット中はNGと良く言われています。口触りが良く、やわらかくて軽くて好きという人も多いとでしょうが、白いパンはGI値が高いために、毎日食べていると太りやすくなると言われています。

このGI値というのは、食品が体内で糖に代わって血糖値が上昇するスピードを数値化したもの。数値が低いほど血糖値の上昇が遅く、高いほど上昇が速くなるのです。血糖値の急上昇がなぜダイエットに悪いかというのは「白砂糖」のところで述べた通り。しかも白いパンはGI値が高い上にバターやジャムといった高カロリーのものを塗って食べることが一般的なので、なおさらダイエット向きとは言えないでしょう。どうしてもパンが食べたいときは全粒粉パンのような茶色いものを選ぶとベターです。

ダイエット時は摂取カロリーだけ注目するのではなく、血糖値の急上昇を避けることを意識し始めると「何を食べたら良いか?」が自ずとわかるようになるはず。ぜひ、食にまつわる知識をきちんと身につけて、日々のダイエットに反映させていきましょうね。<text: kanacasper(カナキャスパ)>

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