野菜は下茹でするより電子レンジでチンしたほうがお得です。年間光熱費を比較すると、3分の1まで節約できます。
省エネルギーセンターによると、ホウレン草やキャベツをガスコンロで下茹でした場合、年間約1,350円かかります。しかし、電子レンジを使えば年間約410円に抑えることができます。
年間約940円得することになりますので、野菜の下茹でには電子レンジを使った方が得です。
3 自然解凍との併用
電気代をもっと節約したいなら、自然解凍と併用しましょう。
電子レンジの電気代は、1分あたり約0.26円と決して高いとはいえません。しかし、カチカチに凍ったものを解凍するとなると、時間がかかる分料金も高くなってしまいます。
冷凍のものは自然解凍と併用して、電子レンジの使用時間を減らすのをおすすめします。
炊飯器よりもレンジを活用
都度炊飯器を使うより、冷凍にしたご飯を電子レンジで温めたほうが節約になります。また、ガスコンロを使って野菜の下茹でをするより、電子レンジを活用したほうが光熱費を削減できます。
節約は毎日の積み重ねが大切になりますので、ぜひ今回紹介した節約術を試してくださいね。
文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。転職・結婚・出産を経て一時は専業主婦になったが、自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャルプランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。