身近な投資として、優待株投資が浸透し始めているようです。
「株式投資はハードル高そうだけど、株主優待ならやってみたい」と、そんな声を多く聞くようになりました。
株主優待人気ランキングをみても、日頃お世話になっている企業がランクインしています。
ここでは主に、100株を所有していることを想定して優待生活をシミュレーションしながら人気の銘柄をご紹介していきましょう。
人気の株主優待銘柄:お食事券編4つ
1)愛され優待の代表格!日本マクドナルドホールディングス<2702>
株主優待: バーガー類含めた商品の無料引換券1冊(シート6枚)×2回
日本マクドナルドホールディングス<2702>は言わずと知れた世界最大のハンバーガーチェーン、米国マクドナルドの日本法人です。
株主優待の代表格でもある同社は、過去に鶏肉期限切れ問題が起きた際でも、優待目当ての株主が手放さず株価を下支えしたほど。広くみんなに愛されている銘柄です。
株主優待は、優待お食事券(1冊)が年2回貰えます。
優待の食事券は金額ベースのものが多いのですが、マクドナルドの場合はハンバーガー、サイドメニュー、ドリンクが無料で6回分×年2回食べられます。
期間限定のハンバーガーでも使えたり、値段を気にせず選べたりできるのは嬉しいですね。また、店舗は全国各地どこにでもあるので使い勝手が良いのもポイントが高いです。
買い物に疲れたら、マクドナルドでひと休み。いつもの味にホッと癒されるのも良いですね。
2)ランチには最強!吉野家ホールディングス<9861>
株主優待: 「吉野家」「はなまるうどん」「京樽」などで使えるお食事券3000円分(300円×10枚)×2回
吉野家ホールディングス<9861>は東京・日本橋発祥の牛丼屋の老舗。牛丼チェーンとしては国内2位です。
讃岐うどんの「はなまる」、ステーキハウス「どん」、持ち帰り寿司の「京樽」もグループです。500店舗体制を目指す「はなまるうどん」は積極的な海外展開で業績を拡大しています。
吉野家ホールディングス<9861>の株主優待は「吉野家」「はなまるうどん」「アークミール」「京樽」などの店舗で使える食事券が年間6000円分(300円分×10枚×年2回)もらえます。
300円単位で使いやすいと評判で、クーポンなどと併用もできます。ちなみに優待券1冊(10枚)は、「吉野家外販商品詰め合わせセット」と引き換えができます。
「お腹が空いたなー」となっても、使える店舗が多いので、優待をしっかり堪能できるのもお得ですね。配当利回り+優待利回りは4%近くあり、20万円以下で買えるのも魅力的です。
女性ひとりだと吉野家には少し入りづらい印象ですが、はなまるうどんなら使えそう。優待とクーポンの合わせ技で、タダでお腹いっぱいになれます。