3つの時間効率テクニックをご紹介!
「気が付いたら時間が経過している」、「本当はやりたいことがあるけど時間がない」。こんな思いを抱いている人はいませんか?
整理収納アドバイザーである筆者も、以前はこのような状況でした。ところが、片付けと収納のプロになり、モノの整理とともに、日々の「時間整理」も意識をすることで、時間が効率的にまわせるようになったのです。
平等に与えられた時間をどうしたら効率的に使えるのか、今回は3つの時間効率テクニックをご紹介します。
①「先に」予定を確保する
「いつか」やりたいこと、「いつか」行きたい場所はありませんか?
「いつか」のことがらは、日々の忙しさに追われて先送りになってしまい、叶う確率がかなり低くなります。そこで筆者は、「叶えたいこと」を年間スケジュールに組み込んで、先に日程を決めています。
例えば、筆者の今年叶えたいことの1つが「ひとり旅に行く」ということでした。
そこで年始に年間スケジュールを組み、予め「ひとり旅」の日程を決めました。新幹線・飛行機などの交通機関、宿泊施設の予約をスタートするタイミングもスケジュールに組み込んでおくのです。
仕事や、その他の予定も旅行に合わせて組むように工夫して、念願だったひとり旅に行くことができました。
「先に」予定を確保することで「いつか」のことがらを実現することができます。
より身近なことでは、美容院やネイル、歯のクリーニングなども。
筆者は、美容院は2か月に1回、ネイルは3週間に1回、歯のクリーニングは3ヵ月に1回とサイクルを決めています。
そこで施術が終わった時点で、必ず次回の予約をします。そうすると、「そろそろ歯のクリーニングの時期だったかな?前回は…」とスケジュールを確認せずに済み、必ず実行できるのです。
このように「先に」予定を確保すると、実行できる確率がアップします。
②家事にかかる時間を計る
平日は仕事、週末は溜まった家事に追われて気が付くと1日が終わっている人はいませんか?
そのような人にぜひやってもらいたいことが、「1つ1つの家事にかかる時間を計る」ことです。
筆者が実際に家事時間を計ったら、以下のような結果になりました。
・洗濯を干す 15分
・洗濯を畳む 10分
・料理 15分~45分
・食事の後片付け(食器、調理用具洗い・キッチンの簡単な掃除)15分~30分
・トイレ掃除 5分
・簡単な風呂掃除 10分
・洗面所掃除 5分
・掃除機(フローリングワイパー)15分
・窓ふき 20分
「家事時間を見える化」してみたら、1つ1つの家事は意外と時間がかかっていないことがわかったのです。
そこで、浴槽に湯をためている間(約15~20分)にフローリングワイパーで掃除をしたり、洗濯機を回している間に窓ふきをしたりと、忙しい平日の隙間時間にプラスの家事を組み込んでみたのです。
すると、週末に溜めていた家事時間がぐんと減り、自分のゆとり時間を確保できるようになりました。