『街並み照らすヤツら』はTVerでも厳しい状況

 ワースト2位は、4月27日スタートの『街並み照らすヤツら』(日本テレビ系)で初回5.1%。SixTONES・森本慎太郎がGP帯ドラマ単独初主演を務める同作だが、前クールに同枠で放送された嵐・櫻井翔主演『新空港占拠』の初回7.5%を下回った。

 同ドラマは、妻・彩(森川葵)とともに潰れかけのケーキ屋「恋の実」を営む店主・竹野正義(森本)が、店や家族を守るために悪事に手を染めてしまうヒューマンエンターテインメント。

 同枠は当初、西炯子氏の人気漫画『たーたん』(小学館)を原作とするムロツヨシ主演ドラマの放送が予定されていたが、同局『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが今年1月に急死した騒動の影響で、急きょオリジナル作品である『街並み照らすヤツら』に変更されたものとみられている。

 まさに“急ごしらえ”ともいえる同作だが、ネット上では「短期間で準備したとは思えない面白さ」と好意的な声も続出。

 一方で、民放公式動画配信サービス・TVerのお気に入り数は6.9万人(30日現在)で、放送中のGP帯連ドラの中で最下位。始まったばかりとはいえ、初回放送後に10万人を下回るのは、かなり厳しい状況といえそうだ。