◆昭和のやばさを全力で表現する阿部サダヲ
1話の冒頭から、市郎は自身の娘・純子(河合優実)を起こす際に「起きろブス! 盛りのついたメスゴリラ!」と叫ぶ姿を見せる。学校では、顧問を務める野球部の練習中に水を飲んでいる部員に「練習中、水飲んでんじゃねぇよ。バテるんだよ、水飲むと」と指導したり、「連帯責任だ」と言って部員たちを並べて“けつバット”したり、教室内で喫煙したりなど、現代では考えられない言動や行動をいくつも披露。
そんな市郎は令和時代でも、バスの中で喫煙したり、コンビニで煙草を買う際に番号ではなく銘柄を叫び続けて店員を困惑させたりなど大立ち回り。市郎のやばさ、もとい昭和のやばさをまざまざと見せつけられた。しかし、後半では令和もなかなかにやばい時代であることが顕在化される。
【こちらの記事も読まれています】