井上真央主演のTBS系金曜ドラマ『100万回 言えばよかった』のサスペンス展開が盛り上がっている。主人公・相馬悠依(井上真央)が、運命の相手だと思っていた恋人・鳥野直木(佐藤健)を突然失うという設定から、当初は切ない“純愛ドラマ”という印象が強かった。しかし、そこに幽霊となった直木を見ることができるという刑事・魚住譲(松山ケンイチ)が現れ、直木が何らかの事件に巻き込まれたという疑念が深まっていくにつれ、俄然サスペンスドラマとしての見方が楽しくなってきたのだ。
第2話では、直木が行方不明になった1月13日の前日、高原涼香(近藤千尋)という女性が殺害される事件について、涼香のマンションの防犯カメラに生前の直木が映っていた件を中心に話が展開し、直木の記憶には失踪当日に7時間の空白があること、かつて悠依と直木が暮らしていた里親施設で一時的に一緒に過ごしていた2歳年上の女性・尾崎莉桜を直木は探していて、それで莉桜の中学校の同級生だった涼香を訪ねていたことなどが明かされた。
【こちらの記事も読まれています】