話題作の多い夏ドラマの中でも、異色の作品としてスタートを切った『トリリオンゲーム』。ただ、意外なところで足元をすくわれる可能性も出てきたという。
「今期のドラマにおいて、TBSは堺雅人が主演を務める日曜劇場『VIVANT』の成功が最重要課題です。初回が7月16日に放送されましたが、世帯平均視聴率は11.5%、個人視聴率が7.4%を記録。2桁を死守しましたが、豪華な俳優陣を考えれば安心できない数字です。嵐の二宮和也がサプライズで出演することがわかるなど、視聴率獲得の秘策はいろいろとあり、宣伝部は大忙しとなっている。そもそも、事前情報をほとんど明かさないという異例の宣伝をしていたので、これまでは他のドラマもPR出来ていた。ここからは、『VIVANT』の売り出しが加速するので、『トリリオンゲーム』の宣伝がおろそかになる可能性が出てきました」(民放関係者)
なんとしても、単独初主演ドラマを目黒は成功させたいところ。最近では、性加害報道でピンチを迎えているジャニーズ事務所も、思いは同じのようだ。
「同局で放送しているSnow Manの冠番組、『それSnow Manにやらせて下さい』でPRするのはもちろんのこと、グループでの目黒の活動をセーブしてでも宣伝に回すとジャニーズ事務所はTBSサイドに話しているとか。それくらいに、『トリリオンゲーム』のヒットは、ジャニーズ事務所としては重要なんです。木村拓哉がかつて程の輝きがない中で、目黒は俳優陣としてトップを取る逸材に成長させたい。だからこそ、『トリリオンゲーム』を成功させたい思いが強いようです」(同上)
目黒が昨年出演して大きな話題を集めた『silent』(フジテレビ系)も、徐々に口コミが広がり大ブームを巻き起こした。今回、『トリリオンゲーム』で、同じ現象を起こすことができるのだろうか?