「今回は、漫画が原作ということでかなり派手な演出になっている。目黒が演じる主人公のハル(天王寺陽)は、奇想天外な行動をするかなりハイテンションなキャラ。これまで、目黒はナイーブな青年を演じることが多かったので、印象が違うと戸惑っているファンも多い。また、目黒の演技を見て、手厳しいドラマファンからは『演技が大げさすぎる』『演技が下手』という声が出ている。その一方で、原作ファンからも目黒は上手くハルを表現できているという声もあり、賛否両論が巻き起こっています」(スポーツ紙記者)

 さまざまな意見が出る怪演を見せる目黒だが、ドラマや映画関係者の間では高評価を受けているという。

「漫画原作がある場合の難しさは、そのキャラを役者がどこまで消化できるかが問題になる。また、原作ファンから失望をかうと、視聴者がどんどん離れていってしまいます。目黒さんの場合は、原作に忠実でありながらも、演技力の幅の広さで漫画的なキャラを初回放送ではうまく演じられている。今後、ハルにはさまざまな試練が待ち受けているのですが、ただのハイテンションだけではない役作りをどう見せてくれるのか、非常に注目されています」(民放関係者)

 また、共演者たちがどこまで目黒の演技にあわせられるかに、『トリリオンゲーム』の命運がかかっているという。

「目黒とは、映画『わたしの幸せな結婚』で共演したばかりの今田美桜が、傲慢な社長令嬢の黒龍キリカ(桐姫)を演じる。かなりくせがある役で、目黒が演じるハルと同等に漫画的なキャラです。今田が、どこまでバランスを保って役を作り上げられるかに注目が集まる。また、初回からこれでもかと美脚や胸の谷間をアピールしたセクシーなドレスを着ているのもポイント。ネットニュースなどでも、そのセクシーな衣装が話題になり始めているので、目黒ファン以外の男性視聴者を獲得するための隠し玉になります」(スポーツ紙記者)