◆「思い出の品だから」捨てられない人

 一番、整理整頓で難しいのがこの「思い出の品」ですよね。

「思い出の品だから」捨てられない人
 思い出が詰まっているのですから、全く同じ洋服をもう一度買ったって手に入らない特別な気持ちがこもっています。私の友人には学生時代の制服が捨てられずにいるという人がいました。思い出の品としてとっておくほどに、良い学生時代を過ごしていたのでしょう。それ自体はとても素晴らしいことです。

 しかし、本来クローゼットに置くべき服は「今のあなたが着て楽しくなる服」のみと心得てください。かつての制服を着てテンションが上がるでしょうか? 着ることもなく眺めているだけの服はクローゼットに最低2着までと着数を決めると良さそうです。今着る服と、思い出の服のスペースに上限をつけ、服が増えたら1着捨てるという習慣も意識して取り入れましょう。