2004年から2014年にかけて「モーニング」で連載された『神の雫』は、幻のワインを探す神咲雫を主役に据え、全世界でシリーズ累計1500万部を突破した伝説的ワイン漫画。2015年から2020年まで、続編となる『マリアージュ ~神の雫 最終章~』が展開され、さらに昨年9月からは雫と“神の雫”を巡って戦った故遠峰一青の娘・青夜を主人公にした本作が「新章」として連載されていた。

「最初から単行本2巻限定での連載だったとはいえ、コミック総70巻の人気漫画の続編にしては、わずか約20回での終了はやや拍子抜けでした。作中では、シリーズの主要キャラも多く登場し、初期ファンの食いつきも良かっただけに長期連載に持っていってほしかったですね」(サブカルライター)

 そんな『神の雫 deuxieme(ドゥジエム)』のラストでは、読者が最も気になっていた雫とヒロインのソムリエ見習い・紫野原みやびのその後が明らかに。

「ワインの魅力と別軸で作品を盛り上げていたのが、くっつきそうでくっつかない2人の微妙な距離感でした。『マリアージュ』の最後では別々に旅することを決意した2人でしたが、今回のラストにて、雫は遠峰一青の妹で人気モデルのセーラ、みやびは雫の恋敵のポジションだったクリストファー・ワトキンスをパートナーに選び、それぞれ子どもをもうけています。雫の息子が17歳で青夜と1歳しか違わなかったことから、最終回の後にわりとすぐ男女の仲になっている計算になる。一方で、クリスは10年フラれ続けた末の結婚だったようで、子どももまだ幼かったことから、みやびのほうはかなり引きずっていたことがうかがえます」(前出・サブカルライタ―)