◆“自分はどうしたいか”がわからない

悩む女性
※イメージです(以下、同じ)
筆者「優奈さんはどうなったら最高ですか? どうなるのは絶対に嫌ですか?」

優奈さん「え? それもわかりません」

 優奈さんはポカンと困った顔でした。

筆者「どうしたらいいかより前に、“自分はどうしたいか”が大切ですよ。今、優奈さんは自分の気持ちより、他人や世間を優先してしまっているんじゃないでしょうか。「○○すべき」とか、「普通は」とか、自分以外の物差しで考えると、自分の本当の気持ちには気付けないし、気付けないから悩み続けたり、決断できなかったりするんです」

優奈さん「結婚したほうがいいだろうなとか、仕事変わったほうがいいだろうなとかは思います。これは自分の気持ちにはならないんでしょうか?」

筆者「優奈さんの話を聞く限り、周りがそうだからとか、年齢的にとか、自分の気持ののようで、実は情報に引っ張られてしまっているなと思います。本当の気持ちは、周りからの評価や周りの基準を取り除いて、自分から湧き出てきてワクワクするものなんですよ」