中森明菜と“絶縁家族”との怨念を引っ張り出す「女性セブン」

 中森明菜の復活ネタが芸能マスコミを賑わせている。4月3日、明菜はYouTubeチャンネルで動画を公開し話題になっているが、7月にはファンクラブ会員向けに有料のイベントが行われる予定だという。

 そんな“本格復帰”の動きに、女性週刊誌もその動向を追っているのだが、これまでもベールに包まれてきた明菜だ。本人に関する“新情報”は、発表されたこと以外にほとんどないのだろう。そこで引っ張り出してきたのが“過去の怨念”ネタだ。

 まず「女性セブン」が引っ張り出してきたのは、“家族”との怨念だ。よく知られているように、明菜は30年以上、家族と絶縁した状態が続いている。その理由は金銭トラブルが発端と言われているが、今回の復活報道を受けて、実兄が「セブン」の取材に応じている。

 その内容は、明菜の復帰を喜び、また病床にある実父にもう一度明菜に会わせたいという、“家族の思い”だ。明菜本人の肉声は無理だから、“絶縁した家族”にコメント求める。芸能マスコミの王道手法のひとつだ。