さらに、STARTO社にはもう一人の有力プロデューサーがいる。昨年夏に総勢約200人のジュニアが集結した大規模コンサート「ALL Johnnys’ Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome」で本格的に演出家デビューした亀梨和也だ。

 亀梨については、昨年6月の時点でジュニア内ユニット「少年忍者」の川崎皇輝が「今後(亀梨が)ジュニアに関わるかもしれないというお話があって、一度(少年)忍者がお話させていただいたことがあって」などと発言し、ジュニアのプロデューサーになるのではと噂された。その後に先述のジュニア公演のコンサート演出があり、昨年12月には一部メディアで「亀梨からの申し出もあり、今後のジュニアの演出は亀梨が中心となって手がけることでまとまった」などと報じられた。

 そうなると、ジュニアのプロデュースは関西が大倉、関東は亀梨が中心になり、大規模コンサートなどは松本が演出を担当するといった未来予想図が推測される。旧ジャニーズ時代にジュニアを統括していた滝沢秀明氏が去ってから若手の育成が課題になっていたが、STARTO社では松本、大倉、亀梨が中心になって未来の逸材を育て、ファンを魅了するステージを生み出していくことになりそうだ。