これに対して、ネット上のファンからは「J-FRIENDSみたいでワクワクする!」「関西は昔からファミリー感があったからユニットうまくいきそう」「コロナ禍にやってくれた関西グループ合同のドリアイ(Johnny’s DREAM IsLAND)は本当に楽しかったから、期待できそう」などと好意的な声が相次いでいる。

 大倉といえば、旧ジャニーズ時代から若手のプロデュースを手がけ、なにわ男子をデビューさせたほか、現在もジュニアのAmBitiousなどの育成に注力。コンサート演出でも才能を発揮し、多くの後輩らのステージを手がけた。

 コンサート演出といえば、旧ジャニーズ時代から「演出家」の顔を持っていたのが松本潤だ。嵐のコンサートなどで、可動式ステージ「ムービングステージ」や客が持つペンライトの光や色を制御できる「無線制御型ペンライト」などを導入し、そうした画期的な演出は他事務所のアーティストにまで影響を与えた。

 旧ジャニーズ事務所のタレントたちが移った新会社「STARTO ENTERTAINMENT」の船出となる東京ドームコンサートが4月10日に開催されたが、同公演では「演出:松本潤・大倉忠義」とクレジットされた。記念すべき船出のイベントを松本と大倉に任せたのは、今後のSTARTO社において、この2人が演出家として「二枚看板」になっていくという方針の表れともいえそうだ。