「囲みが終わった後は突然涙を流し、周囲が困惑してしまった。かと思いきや、一夜明けた一部メディアの囲み取材では、総選挙で4度のV、3連覇を果たした指原を『目標にするのか?』と聞かれ、『指原さんは国内でしょ? 私は世界を取ったから上』と断言。確かに、10回目は世界各国の姉妹グループのメンバーが出馬していたが、日本での知名度がほぼなく、上位に食い込んだ海外組はいなかった。松井からすれば悪意のないリップサービスだったのだろう」(同)

 あれから6年、松井は21年4月にSKEを卒業。その後、22年から休養し、昨年末で所属事務所を退所。ここに来て、ようやく復調して活動を再開した。

 一方、宮脇は19年から21年に日韓合同のグループ・IZ*ONEのメンバーとして韓国進出の足掛かりをつくった。そして21年6月にHKTを卒業。22年からK POPグループ・LE SSERAFIMとして活動している。

 同グループは、米カリフォルニア州で今月13日(日本時間14日)に開催された世界最大級の音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival 2024』に出演するなど、世界的グループに飛躍しそうな勢いだ。

 松井も宮脇も卒業後は異なった活動をしているが、6年前のあの一日が転機だったのかもしれない。