ステイホームしながらも気軽にキャンプ気分が味わえる「家キャン」が流行っています。家キャンはキャンプに行きたいけどなかなか機会がない人だけではなく、非日常空間で気分転換したい人にもぴったり!また防災時の訓練ができるのもメリットです。そこで今回は「家キャン」の魅力や楽しみ方を紹介します。
お家で楽しむキャンプ「家キャン」の3つの魅力
わざわざキャンプを家ですることに半信半疑な人もいるかもしれません。具体的に家キャンの魅力はどういったところにあるのでしょうか?ここでは家キャンの3つの魅力を解説します。
- 下調べや移動ゼロでキャンプ気分を味わえる
- 天候に左右されずに楽しめる
- 災害時の訓練にもなる
1.下調べや移動ゼロでキャンプ気分を味わえる
通常のキャンプをする場合、キャンプ場の予約や場所・料金・利用上のルールの把握などさまざまな下調べが必要です。しかし家で行う「家キャン」なら、面倒な下調べや移動の手間がかかりません。
「プランを立てる工程も楽しみの一つ」という人もいるかもしれませんが、「ステイホームしながらもキャンプ気分を味わいたい!」「忙しくて、キャンプに行く時間がない」というときは、「家キャン」で手軽にキャンプ気分を味わうのもいいのではないでしょうか。
2.天候に左右されずに楽しめる
庭やベランダなどで行ってもすぐに屋内に避難することができるのも「家キャン」の魅力の一つです。通常のキャンプでは、悪天候に見舞われると雨の中撤収作業をしなければならない場合もあります。しかし「家キャン」なら天候が回復してからゆっくりと後片付けをすることもできるでしょう。
大自然の中で風を感じたり太陽の光を浴びたりすることもキャンプの醍醐味ですが、天候を予測することは難しく「キャンプ中に突然の悪天候に見舞われ苦労した」という話もよく耳にします。また最近では、ゲリラ豪雨や激しい雷雨などが発生することもあり、時に生命を脅かすほどの危険な状況に陥ってしまう可能性も否めません。
3.災害時の訓練にもなる
「家キャン」は災害時の訓練にもなります。家に居ながら「テントを張る」「寝袋を使う」「アウトドア用調理器具で料理を作る」「ランタンのあかりで過ごす」など、ガスや電気などのライフラインにほぼ頼ることなく過ごします。ライフラインに頼らず過ごす「家キャン」に慣れていれば、災害時でも慌てることなく過ごすことができるでしょう。
なかには、災害時の訓練やキャンプ道具のメンテナンス代わりに定期的に「家キャン」をするという人もいるようです。
「家キャン」に向いている3つのタイプ
家キャンの魅力が分かったところで興味が出てきた人もいるのではないでしょうか。家キャンに向いているのは以下の3つのような人です。「キャンプは苦手」という人でも楽しめるかもしれませんよ!
- 害虫や暑さ、寒さが苦手な人
- キャンプの練習がしたい人
- 非日常空間で気分転換したい人
1.害虫や暑さ、寒さが苦手な人
屋内で楽しむこともできる「家キャン」なら快適な環境でキャンプ気分が味わえるだけではなく、虫の心配もほぼありません。庭やベランダで「家キャン」をする場合も、暑さ・寒さが気になったときにはすぐに屋内へ避難すれば大丈夫です!キャンプ自体には興味はあっても、虫や暑さ・寒さが苦手でなかなかチャレンジできない人もいるのではないでしょうか。
例えば夏場のキャンプでは、蚊やハチ、ブヨなどの害虫への対策が必要です。また暑さが厳しい日であれば熱中症への対策も欠かせません。冬場のキャンプであれば、害虫の心配はほぼないものの防寒対策は必須です。いろいろと準備や対策をすることが面倒な人でも、家キャンなら害虫や気候の変化などの心配がいりません。
2.キャンプの練習がしたい人
キャンプ初心者でキャンプ道具の使い方に自信がない人にも試してほしいのが「家キャン」です。慣れない環境のキャンプ場で慣れない道具を使いこなすのは至難のワザ。そのため実際にキャンプの予行演習がてら自宅のリビングや庭にテントを張ってみたり、アウトドア用調理器具を使ってみたりするのがよいでしょう。
「家キャン」ならもしキャンプ道具の使い方に迷ったときでもスマホやPCで詳しく調べることができるので安心です。
3.非日常空間で気分転換したい人
「日々の忙しさから解放されたい」「毎日の生活に飽きてしまったので非日常空間でリフレッシュしたい」という人にも自宅を非日常空間化できる「家キャン」が向いています。例えば家の電気を消してランタンのあかりで過ごしたりベランダに設置したハンモックで日光浴をしたりするなど、日ごろの暮らしの中では体験できないことをすることで気分転換になるでしょう。