◆演じた役柄は「一番問題のある男かもしれない」

(C) 2023「イカロス 片羽の街」フィルムパートナーズ
――その「豚知気人生」は、豚のぬいぐるみに父が転生して来るというストーリーで、ほかの2作に比べてファンタジー色が濃いのかなと思いましたが、完成した作品の感想はいかがでしたか?

菅生:3部連続で配信される作品ですが、連続して観ていくと明らかに2つ目の作品「豚知気人生」だけが、ファンタジーなんです。喪失と再生というテーマへのアプローチもまったく違う。だからこそ、真ん中にあったのかも知れませんよね。重めの「トイレのハナコ」で始まり、僕らの作品で笑いもあり、最後「十年と永遠」でしめる。バランスがいいですよね。

――主人公のツキは、どういう理解で演じられたのですか?

菅生:枝監督とたくさん話し合い、それによってツキという人物像が生まれていきました。ツキは、全部を周りのせいにする。自分がこうなっているのは、家族のせいで仕方がないと。ある意味自分勝手で、あのメンバーの中では一番問題がある男性かも知れません。自分勝手な性格で、一番壊れているキャラクターだったと思います。