自らを蛭子さんと「大きな枠で」同ジャンルだと自己分析していたという鈴木。だが、本来なら自身がいるはずの場所に、今は「ナダルとか、クロちゃんとか」がいると明かす。

 現在は、若いころから趣味にしている釣り関係の番組と、コンビでのレギュラー『ドランクドラゴンのバカ売れ研究所』(BS12)がメインだといい、単独ライブ等を行う予定もないという。

 この日の鈴木は、ネタをやらなくなった自分たちを指して「本物感がない」「偽物みたいな感じ」「恥ずかしいよ」と何度も繰り返した。ドランクドラゴン以降、ラバーガール以外の後輩がほとんど育っていなかった人力舎だが、ここ数年はザ・マミィ、岡野陽一、吉住、真空ジェシカなどの台頭もあって、事務所内での立ち位置も微妙になっているという。

 マヂカルラブリーの村上やオードリーの若林正恭からツッコミとしてのアドバイスを乞われることもあるという鈴木拓の、明日はどっちだ。

(文=新越谷ノリヲ)