そして、2つ目は出廷した情状証人の顔触れだという。

「昨年10月30日に第2回公判で情状証人として出廷したのは、ガーシー被告の母親と、ガーシー被告の動画で初めて旧ジャニーズ事務所の創業者の故ジャニー喜多川氏からの性被害を告発した歌手のカウアン岡本氏。身内の出廷はごくごく当たり前だが、カウアンはそこまでガーシー被告との関係は深くない。なので、あまり裁判官も検察にも2人の言葉は響かなかったものと思われる。間違いなく無理な話だが、もしガーシー被告が暴露を始めてからも連絡を取りあっていたという俳優の山田孝之、ONE OK ROCKのボーカル・Taka、UVERworldのTAKUYA∞らが『ガーシーのために』と出廷していれば、その言葉は重く響いて求刑はもっと軽くなっていたかもしれないが……」(芸能記者)

 どれほど重い求刑か、裁判所の判決に注目が集まる――。