◆6か月にわたる抗がん剤治療が始まる

医師
※イメージです
 いざ退院したものの、脇の下に溜まるリンパ液を抜くために通院すること約10日。その合間に大好きなフラメンコレッスンに復帰し、日常生活にも徐々に慣れて行きました。

 次に控えているのは、6か月にわたる抗がん剤治療です。

 抗がん剤治療を受けるかどうかに関しては巷で賛否両論ありますが、わたしは医師の説明を納得するまで聞き、自分でもいろいろ調べて標準治療である抗がん剤治療を受けることにしました。

 わたしが今回受ける抗がん剤治療の目的は、再発の確率を下げること。抗がん剤を使用するタイミングによって、その効果や目的も異なってきます。

 がんが大きすぎて手術できず、小さくするための手段として使う抗がん剤は、がんに効いているかがハッキリわかりますが、わたしのように手術で患部を取ってしまってからでは、実際に効果があるのか検証のしようがありません。

 ただし私の場合はリンパ節にも転移があったため、小さながん細胞がリンパ節を通じて全身に散らばっていると想像されるとのこと。