「アイドルの掟とルール」に関する話題になると、中居は「僕はルールがあったほうがいいと思ってるんですよ」と切り出し、「プロダクションとタレントの関係性というのが上下とか分からないけど、やっぱり怖い人がいたほうがいいし、厳しい人がいたほうがいいし。たとえば週刊誌に撮られたら『何やってんだ、お前!』って言う人がいないといけない」と持論を述べた。

 さらに、中居は「『アイドルだって恋愛自由じゃないですか?』って開き直るのは良くないのかなって」と発言。続けて「(アイドルが個人でSNSをやったりとか)自由になりたいんだけど、僕はある程度の掟とルールがあったほうが。(ルールを)破らない中でのエンタメって知恵を絞らなきゃいけないから」とも話すなど、ある程度の「縛り」が必要だというアイドル論を熱弁した。

 最近は「アイドルだって人間なのだから恋愛して責められるのはおかしい」という風潮がある。そうしたムードも影響してか、旧ジャニーズでは昨年から今年にかけ、WEST.の桐山照史、SUPER EIGHTの丸山隆平、なにわ男子の西畑大吾、長尾謙杜、高橋恭平、King & Princeの高橋海人、Sexy Zoneの菊池風磨らが熱愛スキャンダルを報じられている。

 旧ジャニーズが性加害問題によって崩壊し、新体制下で「タレントの自主性を尊重する」という方針が打ち出され、ある意味で「放任主義」になったことも関係しているとみられるが、中居がそうした状況に苦言を呈したといえそうだ。