吉幾三「国会議員だから何言われても我慢しろって(CAに)言ってるわけ?」

 これを受けて、吉は「大人だったらさ、ましてや国会議員だったらよ、ある程度歳いったらちゃんとした人との接し方をしなきゃ恥ずかしいよ」と話し、航空会社側に対しても「国会議員だから何言われても我慢しろって(CAに)言ってるわけ?」と現場のCAを守るよう呼び掛けた。

 その後、この手紙で名指しされた自民党・長谷川岳参議院議員は21日、自身のブログに突如《本日は航空政策および飛行機の遅延についての考え方を述べたいと思います。》と題したエントリーを投稿。

 長谷川氏は《私は、航空会社の対応について、機内で発言をする際、三つの原則に従います。一つ目は「正確な情報を伝えているか」、二つ目は「不都合な情報をしっかりと開示しているか」、三つ目は、「正しい見立てを立てた情報発信となっているか」の三点です》とした上で、《あるとき搭乗した飛行機の出発が大幅に遅れていました。出発時間をとうに過ぎてから「管制の指示によって出発許可を待っているため遅れが生じている」との機内アナウンスが入りましたが、外を見て驚きました。まだ航空会社は機内への貨物の搬入作業の途中であり、相当な貨物が残っている状況でした。遅延の原因は管制の指示ではなく、また、出発許可以前の話であり、航空事業者の準備が遅れているために、出発が遅れている状況が一目瞭然でした。これを航空当局の責任にすりかえ、そしてそれを情報として流すことは許されるものではありません。そのことについてその場で発言をさせていただきました》と説明。