◆定子さまは「ほんっっとうにすばらしいから!」

――それぞれがどんな役だと思って演じていらっしゃいますか?」

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吉高由里子「世界一有名な日本人の女性だとは思うんですけど、平安時代の資料も限られている中で自由さを探してやっている感じです。生きるのが大変な時代なんじゃないかな、と思いながらやっていますね」

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柄本佑「世間一般的な印象と、自分がやっている道長は印象が真逆な人間性というか。根っこにはのんびりとした人間性があることは大事にしていますね。

逆に僕も藤原道長さんという人の詳細を知らずに現場には入ったんですけど、調べている過程の中で、大石さんの書かれる本を読んで、実際に文献に残っている道長を追いかけるよりは、大石さんが書かれている三郎くん……あえて三郎くんと呼ばせてもらうと、と向き合えばいいのかな、と」

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町田啓太「藤原公任を存じ上げていなかったので、調べながらということだったんですけど、設定モリモリだなあ、というぐらいエリートで。何でもできるし。これはどうしたらいいんだろう、と思っていたんですけど、いろいろ考えたり、台本を読んでいるとすごく面白い人物。はっきり物事を言ったりもするし、口が過ぎることもあるんですけど、どんどん大石さんが書いている公任がおもしろくなっていって。知れば知るほど面白い人物だな、と思いながら演じさせてもらっています。あとは道長のことが大好きすぎるので。後半は関係値も位も変わっていくので、そういうところも楽しんで演じさせてもらっている最中です」

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ファースト・サマーウイカ「登場までの期待値がすごく上がっていたと思うんですけど、ついに登場したときにみなさん『まんまね』って。それをどう捉えていいのか分からなかったんですけど……確かに頭の回転速いので、思ったことをはっきり言ったりとかそういうベースにある部分は自分に似ているな、と思っています(笑)。

もうひとつ、役を重ねて思ったのは、空気を読めない人ではないということ。あえて読まずに空気を壊すこともあるし、いかに早く察知してその中で自分の最適解を見出すタイプ。

まもなく、定子さまがこられますので。皆さんお待たせしちゃってすみません!もうすぐ来られますので。ほんっっとうにすばらしいから!本当にすごいから!」