「毎年ジャニーズタレントが務めるメインパーソナリティは、今回なにわ男子が担当。しかし、創業者の性加害問題が社会問題化し、社長は記者会見も開かず“逃げ”の一手ということで、ジャニーズ事務所はいま批判の的となっている。『週刊文春』の元記者であるジャーナリストの赤石晋一郎氏によると、ジャニーズがメインパーソナリティを務める『24時間テレビ』への出演について、芸能事務所は看板タレントを出すのはリスクが高いと判断。キャスティングが難航しているのだとか。恒例のスペシャルドラマは案の定、なにわで一番人気を争う道枝駿佑に主演させる形ですが、ジャニーズ色の強い『24時間テレビ』への世間の目もますます厳しくなることが予想され、視聴率や募金額は芦田の好感度頼みとなりそうです」(芸能ライター)

 さらに、NHKまでも芦田に熱視線を送っているようで……。

「やはり年末の『NHK紅白歌合戦』への起用を考えているようですね。今年の大きな話題が侍ジャパンのWBC優勝ですが、NHKはその立役者であるエンゼルス・大谷翔平を是が非でも審査員に呼びたい。とはいえ、大谷はよほど出演したい企画でない限り、テレビ出演することはなく、ましてや今年は球団移籍が噂されており、そのハードルはこれまで以上に高くなっている。しかし、大谷は過去に『好きなタイプ』に芦田の名前を挙げていたと報道されており、もし芦田が紅白の司会を務めれば、可能性はゼロではなくなるかもしれない。芦田は昨年NHKでドラマ主演を務めてますし、司会オファーは難しくないでしょう。ジャニーズとの関係性が取りざたされる紅白にとっても、2人の共演が実現すれば大きな話題となり、イメージ向上にもつながる。それに、安田顕の娘は慶応で芦田の同級生ということで、紅白の司会を3年連続務め、今年も当確とみられる大泉洋との共演も注目されるでしょう」(同)

 テレビ番組・CMのリサーチを行うエム・データが11日に発表した「2023年上半期TV-CMタレントランキング」(1月1日~6月30日、東京地区)によると、芦田の出演CMの放送回数は8057回で、2位の綾瀬はるかに500回以上の差をつけて「放送回数ランキング」総合1位に。契約者数も15社で、1位の川口春奈(19社)に続き「会社数ランキング」総合2位と、CMクイーンぶりも変わらず。

 もうテレビ界は「芦田プロ」にすがるしかない?