イモトアヤコの夫が演出した「日テレバラエティ」が大コケ! 視聴者に響かなかった理由とは?
(画像=写真AC、『サイゾーウーマン』より引用)

 12月2日午後7時から放送されたスペシャル番組『芸能人監督グランプリ』(日本テレビ系)。豪華な出演者をそろえたものの、平均世帯視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人は3.5%と低調だったことがわかった。

「この番組は、芸能人がドキュメンタリーの監督になって、気になる有名人に密着するというバラエティ。例えば東野幸治が草なぎ剛を、滝沢カレンが黒柳徹子を、羽鳥慎一が元北海道日本ハムファイターズ・斎藤佑樹を、フワちゃんが上沼恵美子を撮影していました」(芸能ライター)

 もともと、日本テレビの金曜午後7時~8時54分の枠は、『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』と『沸騰ワード10』がレギュラーで放送されている。それを潰して、今回の特番を組んだわけだが、結果は先述の通り厳しいものとなった。

「午後7時台の裏番組『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)は世帯13.6%、個人8.1%。同じく午後7時から3時間放送された『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)は世帯7.0%、個人4.5%でした。世代別だとまた違ってくるとは思いますが、『芸能人監督グランプリ』の低調ぶりが際立っています。“大コケ”と言っていい数字ではないでしょうか……」(テレビ業界関係者)

 芸能人がドキュメンタリーの監督になるという斬新な企画だが、なぜ視聴者に響かなかったのだろうか?

「同番組概要ページには『ドキュメンタリーに興味を持つ芸能人が、心から向き合いたいと思ったテーマに正面から取り組み、長きにわたりカメラを回し、編集ナレーションも担当』とありますが、カメラを回しているのはたかだか数時間。どのパートも平坦な内容で終わっていました。例えば、滝沢と黒柳は親しい間柄であるものの、掘り下げ方が浅く消化不良。天然キャラである滝沢の良さも出ていませんでしたね」(同)