当時、『殉愛』をめぐっては、たかじん氏の長女が版元の幻冬舎に対し、プライバシー侵害や名誉毀損を訴え提訴したほか、たかじん氏のマネジャーも、百田氏と幻冬舎に裁判を起こす事態に発展。いずれも原告側の勝訴が確定している。一方、さくら氏もまた『殉愛』の創作疑惑について書かれた『百田尚樹「殉愛」の真実』の発行元・宝島社を提訴したが、敗訴に。このように相次いで裁判が行われるうち、さくら氏の名前を聞く機会もほぼなくなっていたが……。

たかじん氏の後妻・さくら氏、金銭トラブルに

「今回の『文春』で、さくら氏が人知れず新たな裁判に臨んでいたことが判明。しかもたかじん氏と死別後に出会った元交際相手の男性・A氏との“金銭トラブル”ということで、過去の『殉愛』騒動も振り返りつつ大々的に報じています」(同)

 記事によると、さくら氏はA氏に貸していた3000万円の返金を求めているという。一方のA氏は、1000万円は自身の会社に対しての貸付であり預かっているもので、2000万円の借り入れは存在しないものと主張するなど、泥沼化しているようだ。