■Dブロック

●母心:269点×金属バット:284点○

 昨年の『THE SECOND』にトップバッターで登場し、マシンガンズの前に沈んだ金属バットが2年連続でグランプリファイナルにコマを進めた。

 金属バットは、劇場に所属せず常にアウェイの舞台で腕を磨いてきた実力派コンビだ。『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)では2018年からラストイヤーとなる22年まで5年連続で準決勝に進出。21年の敗者復活戦ではハライチに次ぐ2位となり、その知名度は全国区に広がった。

 昨年『THE SECOND』の「32→16」ステージで東京ダイナマイトとの対決が決まっていたが、ハチミツ二郎の体調不良により不戦勝。その後、東京ダイナマイトとツーマンライブを行うなど、そのドラマ性でも多くのファンの心をつかんでいる。

 今年も優勝候補の一角。ここで戴冠し、「売れた金属バット」がどんな形でテレビに出ていくのかも見てみたいところだ。