◆『ごっつええ感じ』での“不適切”な扱い

 翻って、グッと若い頃の篠原はどうだったか。『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ、1991~1997年、以下、『ごっつええ感じ』)に出演していた当時は、カッコよさのイメージとはかけ離れていた。でも今見るとそれが意外すぎて逆に新鮮に映る。

『ごっつええ感じ』へのレギュラー出演は、1991年から。当時篠原は18歳。時代性もあってか、篠原は不適切な扱いを受けまくる。コント職人としての才覚冴えわたる松本人志の面白さが、まだ不適切を勝っていた時代かもしれない。特に松本がキャシィ塚本という料理研究家に扮するコントが滅法面白い。

 真面目に料理を作り始めたかと思いきや、食材をめちゃめちゃにしながら、怒涛の暴力的展開になるのがお決まり。助手役の今田耕司と篠原には容赦なく平手打ちをくらわせ、篠原は必死でタイミングを合わせながら血糊袋をおでこにあてる。今じゃ考えられないコント番組時代だった。