香港への移住はデメリットもある

メリットがあれば、香港の移住でのデメリットもあります。

デメリットもしっかり考慮したうえで、移住を考えなければいけません。

香港の家賃はおどろきの高さ

香港の家賃の高さは有名で、東京の相場よりはるかに高いといわれています。

たとえば、1ルームの部屋を借りた場合、20万円を視野に入れておかなければなりません。

また、家庭がある人なら2LDKの広さで40万円~と、家賃だけで収入がすべて飛んでいくのではないかというほどです。

香港の人口密度は、世界で3本の指に入る密集地帯。

家賃が高くなるのもわかりますね。

健康保険がない分、医療費は高い

メリットの項目でお伝えしたように、香港には健康保険が存在しません。

つまり、医療費はすべて自己負担になります。日本であれば3割の医療費で済むところが全額なので、病気になったときはかなりの出費。

また、病院も公立と私立では金額も随分変わってきます。

もちろん公立の方が医療費は安く一律というメリットはありますが、数は圧倒的に少ないというデメリットも。

自己負担ということで、医療保険の加入は必須です。

大気汚染の問題で、日本よりも空気はよくない

香港の空気が汚いというよりも、中国からの大気汚染が香港まで流れてくるため、空気はよどんでキレイではありません。

いつも大気汚染の影響があるというわけではなく、中国の大気汚染がひどいときは香港も同様に影響がでてきます。

出かけるときはマスクはもちろんですが、家でも空気清浄機が必要。

気管支が弱い人は、香港での生活スタイルも考えなければいけませんね。

香港に移住するために必要な準備について

 

香港に移住するには、いろいろな準備が必要となります。

本当に自分に適した場所なのか仕事や住宅の問題は、ノービザなら90日間滞在できるので下見をすることもできます。

移住するためにはビザの取得が必要

現地駐在員として働く場合は「就労ビザ」、香港で起業や専門的な知識を持った人が移住するには「投資移民ビザ」を取得する必要があります。

外国人が香港で7年以上継続して滞在した場合は、さらに上の半永久的居住権も取得できます。

学生の人は学生ビザで移住することになりますね。

香港で生活する拠点(家)を探す

移住するなら住宅も必要です。

初めて香港を訪れるのであれば、日系の不動産を選ぶのがよいでしょう。

家賃は高めですが、日系なので日本語も通じサービスも良好。

香港での生活になれたら、地元の不動産に切り替えるのも手です。

ちなみに、敷金と仲介手数料は香港でもかかり1.5ヵ月分を目安にするといいですよ。

まとめ

香港は中国といえど、特別行政区に指定された都市なのでまったく雰囲気が違います。

治安も良く税金も安い香港は、移住するのに適した街。

移住するポイントとして、デメリットが受け入れられるかどうかです。

デメリットをしっかり把握して、移住に向けたスタートを開始しましょう。

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