羽生が昨年11月に超スピード離婚すると、お相手がバイオリニストの末延麻裕子さんだったことが確定的に。末延さんは結婚に伴ってバイオリニストを引退していたが、結婚中もひそかに演奏活動をしており、離婚後に即復帰に向けて動いたことから「表舞台から去ったのは末延さんの本意ではなかったのではないか」との指摘が。つまりは、羽生が妻の素性を隠したのは「お相手のためではなかったのでは」との疑惑を生むことになった。

 そうした経緯やメディア対応がなかったことで批判的なスタンスのマスコミが増加し、離婚後にバッシングが発生するなど、結果的に自分の首を絞めるような形になってしまっている。

 一方、大谷は先述したように妻のプライバシーに配慮しながら、結婚発表後には囲み取材の場をもうけ、スポーツ専門誌で結婚について語る独占インタビューにも応じた。取材に応じてはいるものの、基本的にスポーツ担当記者しか取材できないので、芸能記者のような「えぐい質問」は飛ばない。さらに写真も公開したことで、SNSでは「お似合いすぎる!」の大合唱が起きており、世間やマスコミは祝福ムード一色だ。

 大谷は誰もが認める世界トップクラスのアスリートだが、メディアコントロールにおいても「超一流」といえそうだ。