生のまま保管している肉類

鶏肉や豚肉、牛肉を生のまま冷蔵庫で保管して賞味期限を過ぎると、生肉に付着している細菌やウイルスが増殖するため、食中毒の危険が高まります。

生肉を見ると、ぬめりや水分が出てきていることも……。食中毒を起こす細菌やウイルスの中には、加熱しても死滅しない場合もあるため、注意しましょう。

特にひき肉は、ひき肉にするまでにさまざまな工程が必要で、ひき肉以外の生肉に比べて細菌がつくリスクが高まります。肉類は、賞味期限を迎える前に冷凍保存するのがおすすめです。

卵焼きや目玉焼きなど朝食の定番ですが、特に日本人は生卵を食べる習慣があります。衛生管理を万全に行って出荷されていますが、賞味期限を過ぎた卵を生で食べるのはやめましょう。

なぜなら、生卵には増殖したサルモネラ菌による食中毒の危険があるからです。卵の賞味期限は、生で食べられる期間だと認識し、温度変化の少ない冷蔵庫の奥に入れて保管しましょう。

もし賞味期限を少しでも過ぎてしまったら、75℃以上で1分間以上加熱した上で食べるようにしてください。