アントニオバンデラスの若い頃【出演映画】
アントニオバンデラスは、若い頃どんな作品に出演していたのか、若い頃の主な出演作についてご紹介します。DVDや動画などでチェックしてみるのもよいでしょう。
若い頃の出演作①欲望の法則
「欲望の法則」はペドロ・アルモドバル監督が、男同士の危うい三角関係を描いた作品で、公開当時は大きな反響を呼んだ作品です。
恋人ファンとの関係に悩んでいる映画監督パブロが、ある日アントニオという青年と関係を持ってしまいます。アントニオはファンの存在を知り、嫉妬に駆られてファンを殺してしまうのです。
パブロはファンの死を知り、ショックのあまり運転を誤って事故を起こし、記憶喪失に陥ります。アントニオはパプロの兄で、今は性転換をして女性となったティナの部屋に転がり込むのです。
アントニオバンデラスは自身と同じ名前のアントニオを熱演しています。同作には男性同士の三角関係だけでなく、性転換などのストーリーも盛り込まれ、当時はタブーを破った斬新な作品としていろいろな批評を浴びました。
若い頃の出演作②アタメ
1990年1月に公開されたペドロ・アルモドバル監督の映画「アタメ」は3歳で孤児になり23歳まで精神病院で人生を過ごした主人公リッキーを描いた作品です。
アントニオバンデラス扮するリッキーは、退院後、かつて一度だけ関係を持ったポルノ女優マリーナの撮影現場に押しかけ、求愛したものの拒否されます。
リッキーはマリーナの自宅に押し掛け、マリーナを縛り付けます。その後もリッキーは出かけるたびにマリーナを縛り付けるのですが、特に性的暴力をするわけでもなく優しいので、マリーナは次第にリッキーに心を開くようになるのです。
若い頃の出演作③デスペラード
1995年8月に公開された映画「デスペラード」にて、アントニオバンデラスは主役のエル・マリアッチを熱演し、一躍ショービズ界でのスターダムを駆け上りました。
この「デスペラード」は、1993年に公開された映画「エル・マリアッチ」の続編で、前作ではカルロス・ガラルドーが同役を演じ、同作では主人公の助っ人役で出演しています。
ストーリーは、麻薬組織のボスに復讐をたくらむエル・マリアッチが、復讐を阻止しようと麻薬組織から命を狙われながらも、仲間の助けを借りて復讐を遂げるというものです。
ヒロインのキャロリーヌをメキシコ人美人女優のサルマ・ハエックが演じており、アントニオバンデラスとの美男美女コンビにも注目です。
若い頃の出演作④マスク・オブ・ゾロ
ゾロと言えば、これまでダグラス・フェアバンクス・シニアやアラン・ドロンなどの名優が演じ、注目を浴びてきた作品です。この「マスク・オブ・ゾロ」は1998年7月に公開され、アントニオバンデラスが若くてセクシーなゾロ役を演じ、彼の魅力に世界中がため息をつきました。
ヒロインのエレナ・モンテロをキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じ、美人で気が強いエレナとアントニオバンデラス扮する二代目ゾロ、アレハンドロ・ムリエッタとの掛け合いにも注目です。