ダイエットよりも、「これ以上太らない」ことに切実になっている方は少なくないでしょう。そこで今回は、実践するだけで自然と減量&体型キープにつながる【ダイエット習慣】を紹介。いずれも意識と行動を変えるだけで実践できる簡単な内容となります。

🌼即効で3〜5kg減量可能。痩せるために【やるべきこと】&【やってはいけないこと】

呼吸を変える。“腹式呼吸”で意識的に深い呼吸を

代謝の落ちている方に共通するのが、呼吸が浅くなっていること。そこで意識して取り入れたいのが、深い呼吸で体内にしっかりと酸素を送り込み、代謝と体温を上げると同時にリラックス効果ももたらしてくれる“腹式呼吸”です。やり方は、

(1)背筋を伸ばして胸を開き、お腹を膨らますイメージで鼻から10秒かけてゆっくり息を吸う

(2)10秒かけて口からゆっくり息を吐ききる

とこれだけ。なお、姿勢は立っていても座っていてもOKですが、呼吸法に慣れないうちは仰向けに寝て行うのがおすすめです。また、お腹に手を当てて、お腹が膨らむのを感じながら行うと腹式呼吸のコツがつかみやすいでしょう。呼吸法が変わるとあまり使われていなかった筋肉を使用することにもつながりますよ。

姿勢を変える。ピラティスの“ニュートラル・ポジション”がおすすめ

代謝の落ちている方に共通するのが姿勢が悪くなっていること。そこで意識して取り入れたいのが、ピラティスの基本姿勢となる“ニュートラル・ポジション”です。それだけで筋肉が効率良く使われるようになり、自然と“痩せやすい状態”になれます。

▲真横から見ると背骨が自然なS字カーブを描くニュートラル・ポジション

ニュートラル・ポジションとは、後頭部、みぞおちの後ろの骨、尾てい骨が一直線に揃った姿勢(上写真)のことで、この姿勢のまま呼吸をするだけで体幹を鍛えることができるのが特徴。そんな“痩せる立ち姿勢”の作り方が下記です。

(1)両脚を骨盤と同じ幅に開き、軽くひざを曲げて、お尻と太もも裏側をギュッと縮める

(2)恥骨にライトが点いているイメージで、ライトを床(真下)に向かって照らす

(3)みぞおちをゆるめて肋骨を自然に閉じて鎖骨を横に開き、頭のてっぺんが天井方向にひっぱられるようなイメージで立つ

正しくニュートラル・ポジションの姿勢を作るには筋肉の細やかな動きを意識する必要があり、少々難しく感じるでしょう。でも、身に付けるだけで何気なく立っているだけのときでもダイエットにつながっていくので、ぜひ姿勢の見直しに取り組んでみましょう。

「これ以上太らない」ためには、細やかなことの積み重ねが鍵となるので、「太らない」という結果を手にするためにもぜひ実践してみてくださいね。

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