従来、インターバルを取りながら高強度の運動を短時間集中的に行う「HIIT」が“ダイエットに最適”とされてきましたが、いま海外モデルたちが続々と「LISS」と呼ばれる運動方法へ切り替えています。この「LISS」は低強度の運動を30~60分を目安に長時間行うもので、例えるなら従来の「HIIT」が短距離走、「LISS」がマラソンといった感じ。それでは、なぜ「LISS」の方が痩せ効果が高まるのでしょうか?

 

|なぜ今「LISS」が主流になってきたの?

ローインパクトの運動を30分以上行うという「LISS」は特に新しい運動のメソッドではなく、かねてからボディビルダーたちが行っているものになります。

では、キム・カーダシアンがボディビルを始めたり、VSエンジェルたちがウェイトを使ったトレーニングを積極的に行ったりなど、なぜいま人気を集めているのかというと、ボディビルダーのようなふわふわとした柔らかな筋肉を適度につけることで、しなやかに引き締まった体をめざせるから。また、長時間の有酸素運動となるため代謝UP効果を期待でき、脂肪燃焼を促進するとも言われています。