アカデミー賞作品賞受賞の『オッペンハイマー』初登場4位、鑑賞者は高評価

 続く2位は2月16日公開のアニメーション映画『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』、3位は3月1日に封切られた同じくアニメ作品の『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』で、前回と順位は変わらず

 4位には、アメリカで昨年公開された実写映画『オッペンハイマー』(3月29日公開)が初登場した。同国の物理学者で原子爆弾の開発に成功したロバート・オッペンハイマーを題材に、彼の栄光や苦悩を描いた歴史映画で、初日から3日間の興収は3億7900万円。

 監督は、08年公開の『ダークナイト』や20年公開の『TENET テネット』などで知られるクリストファー・ノーラン氏で、『オッペンハイマー』では「第96回アカデミー賞」の監督賞を受賞。同作で主演男優賞に選ばれたキリアン・マーフィーは、アイルランド出身俳優で初の同賞受賞者となった。そのほか、同作は作品賞を含む7冠を達成している。

 ネット上でも高い評価が集まり、「とても見応えがあり、いろいろなことを考えさせられた」「原爆の恐ろしさが伝わってくる。たくさんの人に見てほしい」「監督の熱意を感じる」といった声が寄せられているが、一方で「上映時間3時間は長すぎる」「難解だから予習していったほうがいい」という意見もみられた。