7. 光原社(盛岡駅から徒歩8分)

岩手県出身である宮沢賢治の代表作となっている『注文の多い料理店』。その作品を出版した出版元となっていた会社がこの「光原社(こうげんしゃ)」で、賢治が命名したと言われています。現在は、材木町エリアにて民芸品店として営業しており、日本各地の陶磁器や岩手の漆器などを取り扱っています。

盛岡駅周辺散歩/光原社内のカフェ・可否館

また敷地内にはレトロな喫茶店「可否館」もあり、ゆっくりと過ごしたくなる居心地の良い雰囲気。挽きたてのコーヒーとくるみクッキーの相性がばつぐんです。また、中庭を入ったところにある「マヂエル館」では、『注文の多い料理店』の初版本や、賢治直筆の原稿といった史料も展示されています。

8. 啄木新婚の家(盛岡駅から徒歩11分)

盛岡駅周辺散歩/啄木新婚の家

盛岡駅から徒歩11分、材木町からもほど近い場所に、新婚の石川啄木・節子夫婦が、啄木の父母と妹と明治38年(1905年)6月に住み始めた「啄木新婚の家」があります。しかし新婚生活は貧しく3週間で転居することになりました。

盛岡駅周辺散歩/啄木新婚の家

この当時のことは随筆『我が四畳半』にも描かれており、実際に四畳半の広さの部屋を見学することができます。小さな炉もあるお部屋で、かつての暮らしを感じられる貴重なスポットです。現在は無料で一般公開されています。

9. 福田パン 長田町本店(盛岡駅から徒歩12分)

photo by ナミーゴさん

1948年に創業し、盛岡駅からは徒歩12分ほどの長田町に本店を構える福田パン。創業者が「安い価格で学生を満腹にさせたい」と、独自のコッペパンを開発し、現在では1日あたり約1万個のパンを製造・販売しています。盛岡に住む人なら誰もが食べたことがあるほど、まさに盛岡のソウルフードと言える存在です。

福田パンの最大の魅力は、大きくてふわふわのコッペパンと、そこにはさむ具材の豊富さ。本店には、約50種の具材メニューが並んでいて、オーダーすると目の前でコッペパンに塗ったり挟んだりしてくれます。具材は、あんこやジャム各種、バターやホイップなど菓子クリーム系のほか、キーマカレーや焼きそば、ハム、ハンバーグなど調理系もあります。

中でも、オーダーの3割を占めるというダントツの人気は「あんバター」。柔らかなコッペパンと、あんことバターのシンプルかつ絶妙な組み合わせがたまりません。賞味期限は、菓子クリーム系は翌日まで、調理系は当日のみ。売り切れ次第終了となりますので、早めの来店をおすすめします。